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昨年に続き今年もIPO市場は活況と見られます。
3月末までのIPO社数は23社(前年同期21社)であり、社数ベースで10%増となっております。
一方で、下記の表のとおり、初値騰落率は減少、公募割数は増加、初値PERは減少と前年同期と比較して市場の勢いは低下していると考えられます。これは、株式市場の不透明さが要因のひとつであると思われます。したがって、今後のIPO環境についてはまだ予断をゆるさない状況といえます。
ただし、市場吸収金額は増加しており、IPOによる企業の資金調達ニーズはかわらず大きいため、株式市場環境が改善すれば、IPO市場自体は引き続き好調であるといえるでしょう。
時価総額 | 騰落率(初値) | 公募割(初値) | PER(初値) | 市場吸収金額合計 | |
2015年 | 7,290百万円 | 67% | 1 | 32 | 34,949百万円 |
2016年 | 8,641百万円 | 47% | 6 | 25 | 43,692百万円 |
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